前回の記事では、給料日に先取り貯金を行い、残ったお金で生活するという考え方についてお話ししました。
今回は、実際に私が資産形成を始めた当初、どのような節約をしていたのかを具体的に紹介していきます。
私が資産形成を始めた当初、月の給料は額面で約20万円ほどでした。
そこからまずは15%の先取り貯金を実施しました(最初は10%でも十分です)。
手取りベースで考えると、毎月の生活費はおよそ14〜15万円。
都内近郊で一人暮らしをするには、決して余裕のある金額ではありませんでした。
① 支出の可視化からスタート
まず最初に行ったのは、自身の支出を正確に把握することです。
支出は以下のように分類しました。
- 固定費(家賃・通信費など)
- 変動費(食費・娯楽費など)
さらにそれぞれを、
投資・消費・浪費の3つに振り分けて分析しました。
これをやることで、「なんとなく使っているお金」がはっきり見えるようになります。
② 浪費の徹底カット(勇気が必要だったこと)
分類が終わったら、浪費と判断したものは徹底的に削減しました。
日々の細かい支出の見直しに加えて、生活習慣そのものも見直しました。
当時は自炊をほとんどしておらず、外食やコンビニ弁当が中心の生活でした。
ただ、支出面だけでなく健康面でも良くないと感じていたため、これを機に自炊中心の生活に切り替えました。
結果として、変動費の中でも大きな割合を占めていた食費を抑えることができ、
同時に体調面でも改善を感じることができました。
このように、単にお金を削るだけでなく、生活の質を見直すことも重要な節約の一つだと実感しました。
その中でも特に印象に残っているのが、養老保険の解約です。
当時、私は月15,000円を民間の養老保険に支払っており、すでに100万円近く払い込んでいました。
満期前に解約するとほとんど戻ってこない状況でした。
当初は「投資」だと思っていましたが、改めて見直した結果、これは自分にとっては浪費に近い支出だと判断しました。
不勉強の結果ではありましたが、これを授業料と割り切って解約したことは、大きな転機になりました。
(20代・独身の自分にとっては必要性が低いと判断しました)
③ 固定費の最適化
次に取り組んだのが固定費の見直しです。
生活費全体を、家賃込みで
手取りの6〜7割(約10万円)以内に収めることを目標にしました。
中でも見直しやすかったのが以下です。
- 通信費(スマホ・ネット)
- 光熱費(電気・ガス)
特に通信費は、当時まだ一般的ではなかった格安スマホに切り替え、
ネット代込みで月5,000円以内に抑えました。
現在では電力やガスの自由化も進み、セット契約でさらに節約できるケースも増えています。
④ おすすめはしないが、実践していた節約
ここからは、正直あまりおすすめはしませんが、当時実践していた節約方法です。
- 会社の飲み会には基本参加しない(費用がかからない場合のみ参加)
- 衣類は基本もらい物
- 外食はほぼゼロ(食費は月5,000円程度)
- お金のかかる趣味はやめる(散歩や筋トレなど無料のものにシフト)
これらを踏まえて、まずは支出の可視化 → 最適化を行い、残ったお金で月々の生活をこなしていきました。
振り返ると、かなりストイックな生活をしていたと思います。
正直、最初はつらいと感じることもありました。(付き合いが悪くなったと感じることもありました)
ただ、続けていくうちに、意外とその生活でも特に困らないということに気付くようになりました。
「なくても大丈夫な支出」が多かったことに気付けたのは大きな収穫だったと思います。
また、毎月月初に前月1日からの資産推移をエクセルにまとめることで、
「自分がどれだけ変化したのか」「どれだけ積み上がっているのか」を可視化していました。
これによって、ゲーム感覚で継続することができたと感じています。
最初は毎月3万円を先取り貯金し、さらに使わなかった分は急な支出に備えて残していました。
その結果、何も大きな支出がない月であれば、
約5万円(3万円の貯金+2万円の節約分)
を残すことができていたと思います。
■ 今はどう変わったか
現在は収入も上がり、手取りで月35万円ほどになりました。
そのうち15万円は積立投資に回しており、
固定費は当時とほぼ変わらず、**月10万円程度(収入の約30%)**に抑えています。
そのため、残ったお金については、
相場が下がったタイミングでのスポット投資に使う程度で、
現在は無理な節約はしていません。
また、家族のための支出や趣味など、
自分が価値を感じることにはある程度お金を使うようになりました。
(貯めるだけでなく、「使う力」も大切だと感じたためです)
私自身、資産が500万円を超えたあたりから、
少しずつお金に対する不安や焦りが薄れてきたと感じています。
最初はつらいこともあると思いますが、
大切なのは無理のない範囲で継続することです。
少しずつでも積み上げていけば、確実に変化は感じられるようになります。
この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。


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